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「有用性の低いコンテンツ」の対策|原因のページを洗い出して直す手順

アドセンスの不合格理由として、いちばん多く目にするのが「有用性の低いコンテンツ」です。

この理由で落ちたとき、多くの人がまずやるのは、目についた記事に文章を書き足すこと。

でも、それで通るとは限りません。そもそも、どのページが原因で引っかかっているのかが分からないまま手を動かしているからです。

サイト全体で見直したい項目は、アドセンス審査に落ちる理由と見直しポイントの記事で整理しました。

この記事ではもう一歩踏み込んで、原因になっていそうなページを実際に洗い出し、仕分けて、手当てする手順を順番に書いていきます。

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「有用性の低いコンテンツ」をどう捉えるか

まず、言葉の受け取り方を少し整えておきます。

「有用性が低い」と言われると、サイト全体がダメだと言われたように感じますよね。

でも実際は、しっかりした記事がいくつもあるのに、薄いページが一定数混ざっていることで評価が下がっている、というケースがかなり多い。

いい記事を書き足すことも大事ですが、それ以上に「足を引っ張っているページを見つけて、どうにかする」ことのほうが効く場面が多いんです。

だから最初にやるべきは、加筆ではなく棚卸しになります。

手順1:公開されているページをすべて書き出す

最初に、サイトで公開されているページを漏れなく把握します。記事だけを思い浮かべがちですが、審査で見られるのは記事以外も含めたすべてのページです。

具体的には、投稿記事、固定ページ、カテゴリーのページ、タグのページ。WordPressなら、投稿者ページや、画像ごとに自動でつくられる添付ファイルのページが公開されていることもあります。

洗い出しには、Googleの検索窓に site:サイトのURL と入れて表示されるページを眺めるのが手軽です。サイトマップを開いて、そこに載っているURLを確認する方法もあります。

やってみると、自分でも存在を忘れていたページや、中身が空っぽのタグページが出てくることが意外と多いんですよね。

書き出したものは、スプレッドシートに一覧にしておくと後の作業がラクになります。URLとタイトル、それに次の手順で付ける判定を入れる列があれば十分です。

手順2:1ページずつ3つに仕分ける

一覧ができたら、1ページずつ開いて、次の3つのどれに当たるかを判定していきます。

A:このままでいい
読んだ人の疑問にきちんと答えていて、そのサイトならではの情報も入っている。

B:手を入れれば良くなる
テーマは悪くないけれど、内容が浅い、結論がぼやけている、体験が入っていない。

C:ないほうがいい
中身がほとんどない、他のページと内容がかぶっている、そもそもサイトのテーマと関係がない。

迷ったときは、次の3つを自分に問いかけてみてください。

このページがなくなったら、困る読者はいるか。
このテーマで検索してきた人の疑問に、最後まで答え切っているか。
ほかのサイトには書いていない情報が、一つでも入っているか。

3つとも「はい」と言えるならA。どれかが怪しければB。ほとんど「いいえ」ならCです。完璧に判定する必要はなく、だいたいの当たりをつけられれば十分です。

薄いと判断されやすいページの例

判定の参考に、「有用性が低い」と見られやすいページの典型を挙げておきます。

よくあるのが、ほかのサイトに書いてある情報を集めて並べ直しただけの記事。読み終わっても「で、結局どうすればいいの?」となる、結論のない記事もこれに近いです。

実際に使っていない商品のレビューも要注意です。公式サイトの説明をなぞっているだけで、使った人にしか分からない話が出てこない。

商品リンクが中心で、文章がそれをつなぐためだけにあるような記事も同じように見られがちです。

似たテーマの記事が何本もあるケースも見落としやすいところ。書いた本人は少しずつ違う話のつもりでも、外から見ると同じ内容がいくつも並んでいるように映ります。

そのほか、AIでつくった下書きをほとんどそのまま出した記事、数行だけの日記やお知らせ、「準備中」のまま放置されたページ。

このあたりは、サイトに数本あるだけでも全体の印象を下げてしまいます。

手順3:仕分けに合わせて手当てする

判定ができたら、それぞれに合わせて手を入れていきます。

Bのページは加筆して底上げする

加筆といっても、文字数を増やすことが目的ではありません。足すべきは、読者がまだ知らないことです。

実際にやってみて分かったこと、つまずいたところ、うまくいかなかった方法。具体的な数字や手順。そして、最終的にどうすればいいのかという結論。このどれかが足りていないことが多いので、そこを補います。

逆に、関係の薄い話や同じことの言い換えは、思い切って削ったほうが読みやすくなります。

似た記事は1本にまとめる

内容がかぶっている記事が複数あるなら、いちばんしっかりしている1本に、ほかの記事の良いところを移して統合します。

統合したあとの記事は残し、移し終えた記事は非公開にするか、統合先へ転送する設定にしておきます。

Cのページは、まず非公開に

ないほうがいいと判断したページは、いきなり削除するより、下書きに戻して非公開にしておくのが安全です。あとで内容を育てて戻すこともできますし、判断が間違っていたときにも取り返しがつきます。

中身がほとんどないタグページや添付ファイルのページは、検索エンジンに表示させない設定(noindex)にする方法もあります。

テーマやSEO系のプラグインに設定項目があることが多いので、一度確認してみてください。

手当てのときに気をつけたいこと

ありがちな失敗が、文字数だけを増やしてしまうことです。「何千文字あれば通る」という話を信じて水増しすると、かえって読みにくい記事が増えて、評価は上がりません。

もうひとつは、一度に全部を変えようとすること。ページ数が多いと気が遠くなりますが、Cの非公開化とBのうち重要そうなものの加筆だけでも、サイトの印象は大きく変わります。

全部を完璧にしてから、と考えるより、影響の大きいところから手をつけるほうが現実的です。

仕分けが終わったら

ひと通り手を入れたら、最後にもう一度、サイト全体を初めて訪れた人のつもりで眺めてみてください。

トップページから記事をいくつかたどってみて、「このサイトは何について詳しいのか」が自然に伝わるか。薄いページに迷い込むことがないか。

問題がなさそうなら、再申請です。直した直後はGoogleがまだ新しい状態を見ていないこともあるので、数日ほど置いてから申請するくらいがちょうどいいと思います。

仕分けの判断に迷ったら

この作業でいちばん難しいのは、実は手順2の仕分けです。自分のサイトは思い入れがあるぶん、どうしても判定が甘くなる。

逆に、不安になってなんでもCに入れたくなってしまうこともあります。

LOMでは、アドセンス申請前・再申請前のサイトを第三者の目で確認する診断サービスをココナラで出品しています。

サイトの構成やページの中身を確認して、「優先して直したほうがいいところ」「できれば直したいところ」「今のままでも大きな問題はなさそうなところ」に分け、どのページをどう見直せばいいかまで具体的にお伝えします。

なお、合格を保証するサービスではありません。審査の結果はGoogleの判断によるもので、内部の基準を把握しているわけでも、特別な方法があるわけでもありません。

修正作業そのものも含まれていませんが、「どのページから手をつければいいか」がはっきりするだけでも、作業はずっと進めやすくなるはずです。

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まずは手順1の書き出しから。それだけでも、サイトの見え方がかなり変わると思います。

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