「ちょっとJPEG圧縮したいだけなのに、なんでアカウント登録が必要なの?」
Web制作をしていると、画像を圧縮したい、文字数をカウントしたい、色のコントラストを確認したい——そういう「ちょっとした作業」が頻繁に発生します。
そのたびにオンラインツールを探すわけですが、だいたいこうなります。
- 会員登録を求められる
- ファイルをサーバーにアップロードさせられる
- 無料は3回まで、それ以降は月額課金
- 広告だらけで肝心のツールがどこにあるかわからない
毎回この流れにイラッとしていたので、自分で全部作りました。
それが 「Toolips」 です。
サイトはこちら → Toolips(toolips.net)
Toolipsとは?

Toolips(ツーリップス)は、画像・テキスト・カラー・AIに関する31個のツールが無料で使えるWebサイトです。
名前は「Tool + Tips」と「Tulips(チューリップ)」をかけています。
最大の特徴は、すべての処理がブラウザ内で完結すること。
画像を圧縮するときも、テキストを変換するときも、ファイルがサーバーに送信されることは一切ありません。
「自分のファイルがどこかのサーバーを経由する」という気持ち悪さ、ありませんか?
クライアントの画像データ、個人の写真、仕事の資料——こういうものを見知らぬサーバーに送りたくない。
Toolipsならその心配がゼロです。
ポイントは5つ。
- 全31ツール収録(画像13 + テキスト10 + カラー7 + AI 1)
- 完全無料、回数制限なし
- 登録不要、開いた瞬間から使える
- サーバー送信なし、すべてブラウザ内処理
- 日本語 / 英語対応
どんなツールがある?
画像ツール(13個)

| ツール | ひとこと |
|---|---|
| JPEG圧縮 | 圧縮前後をスライダーで比較できる |
| PNG圧縮 | メタデータ除去で軽量化 |
| WebP圧縮 | モダンフォーマットにも対応 |
| JPEG/PNG→WebP変換 | WebPに変換するだけで25%軽くなる |
| WebP→JPEG/PNG変換 | WebP非対応の環境向け |
| HEIC→JPEG変換 | iPhoneのHEICをJPEGに |
| 画像リサイズ | アスペクト比ロック付き |
| 画像トリミング | 編集画面上でドラッグ選択 |
| 回転/反転 | 90°回転 + 左右上下反転 |
| 透かし追加 | テキスト/位置/透明度/タイル対応 |
| 背景透過 | 色指定 + 許容値スライダー |
| SVG最適化 | コメント・メタデータ除去 |
| 画像情報/EXIF | ファイル情報 + EXIF検出 |
個人的に一番使っているのは JPEG圧縮。
圧縮前後をスライダーで比較できるのが地味に便利で、「ここまで圧縮しても見た目変わらないのか」と毎回驚きます。
テキストツール(10個)

文字数カウンター、X(Twitter)文字数カウンター、Markdown⇔HTML変換、大文字⇔小文字変換、テキスト差分比較、テキスト整形、ダミーテキスト生成、原稿用紙換算(日本語専用)、全角⇔半角変換(日本語専用)。
X(Twitter)カウンター は、CJK文字は2文字カウント、URLは一律23文字というTwitterの独自ルールに対応しています。普通の文字数カウンターでは280文字に収まるかどうかわからないけど、このツールなら一発です。
カラーツール(7個)

カラーピッカー、Web216パレット、画像カラー抽出、HEX⇔RGB⇔HSL変換、配色ジェネレーター、グラデーション生成、コントラストチェッカー。
コントラストチェッカー はWeb制作では必須。背景色と文字色を入力するだけで、WCAG AA/AAAの基準をクリアしているかすぐにわかります。アクセシビリティの確認を秒で終わらせたいときに。
AIツール(1個)

AI画像プロンプトビルダー — Midjourney、DALL-E、Stable Diffusionなど7つのプラットフォーム向けに、12カテゴリ・150以上の選択肢からプロンプトを組み立てられるツール。
「AI画像を作りたいけど、英語でどう指示すればいいかわからない」という人に向けて作りました。被写体、場所、スタイル、ライティングなどを選んでいくだけで、構造化されたプロンプトが完成します。
使い方はシンプル
基本的にどのツールも同じ流れです。
- ツールを選ぶ — トップページから使いたいツールをクリック
- ファイルを選択 or テキストを入力 — ドラッグ&ドロップにも対応
- 結果を確認してダウンロード or コピー — すべてブラウザ内で処理完了
会員登録もメールアドレスも不要。広告も(今のところ)ありません。ツールを開いた瞬間に使えるという体験を最優先にしています。
デザインのこだわり
せっかく自分で作るなら、デザインにもこだわりたかった。
Toolipsのブランドカラーは Googleの4色(青・緑・黄・赤)をベースにしています。各カテゴリに色を割り当てて、サイト全体で統一感を出しています。
- 青 → 画像ツール
- 緑 → テキストツール
- 黄 → カラーツール
- 赤 → AIツール
ツールページは白背景にガラスモーフィズムのカードを配置。アニメーションする抽象的なブロブを背景に入れることで、ただの「ツールサイト」にならないように意識しました。
フォントは DM Sans + Noto Sans JP + JetBrains Mono。本文は読みやすく、コードはコードらしく。
アイコンは全ページ共通のSVGアイコンシステムを自作。HTMLには絵文字で書いておいて、JavaScriptで自動的にLucideスタイルのSVGに置換する仕組み。ちょっと変わった方式ですが、HTMLの可読性を保ちながらアイコンの統一感を出せるのが気に入っています。
多言語対応
Toolipsは英語と日本語の2言語対応。URLはサブディレクトリ型で、toolips.net/ が英語、toolips.net/ja/ が日本語です。
ヘッダーの言語切替ボタンで即座に切り替えられます。hreflangタグでSEO的にも正しく紐づけ済み。
将来的にはスペイン語やアラビア語にも対応したいと思っていますが、まずは2言語で運用しながら改善していく予定です。
こんな人に使ってほしい
- Web制作者 — 画像圧縮、リサイズ、コントラストチェックを日常的に使う人
- ブロガー — アイキャッチ画像の圧縮やWebP変換に
- デザイナー — カラーパレット生成や配色チェックに
- SNSユーザー — X(Twitter)の文字数カウント、テキスト整形に
- プライバシーが気になる人 — ファイルをサーバーに送りたくない人すべて
ツールの種類は今後も追加予定です。「こんなツールがほしい」というリクエストがあれば、お問い合わせページから気軽に送ってください。
まとめ
Toolips は、画像・テキスト・カラー・AIの31ツールが無料で使えるWebサイトです。
すべてブラウザ内で処理するから、ファイルがサーバーに送られることはありません。登録不要、開いた瞬間から使えます。
サイトを作るうえで一番こだわったのは「余計なことをさせない」という設計思想。アカウントを作らせない、ファイルを預からない、広告で画面を埋めない。ユーザーがやりたいことを最短距離で完了できること——これがToolipsの一番の価値だと思っています。
ぜひ一度試してみてください。
