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WordPressの初期設定、最初にやるのはこれだけでいい 【後から直せない設定と、後回しでいい設定】

WordPressをインストールして、管理画面にログインできた。さあ何から設定しよう、と検索すると、「初期設定12個」「必須の18個」「23個」と、ずらっと並んだ記事が出てきます。

全部読んで、全部やろうとして、途中で疲れる。これ、かなりの人が通る道だと思います。

実際のところ、初期設定で大事なのは項目の数ではなく順番です。後から変えると面倒なことになる設定だけは最初に片付けて、それ以外は運営しながら整えていけばいい。

この記事では、初期設定を次の3つに分けて整理します。

  1. 後から直すと困る設定(最初にやる)
  2. 公開前に確認しておく設定(記事を出す前に)
  3. 後回しでいい設定(運営しながら)

Webサイトの制作や保守を仕事にしている立場から、実際に「最初にやっておけばよかった」と相談されることが多い順に書いています。

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1. 後から直すと困る設定

ここだけは、記事を1本も書かないうちに済ませてください。どれも「あとで変えられなくはないけど、変えると面倒が連鎖する」ものです。

パーマリンク

パーマリンクは、記事ごとのURLの形のことです。「設定」→「パーマリンク」で変更できます。

WordPressの初期状態だと、URLに日付や番号が入る形になっていることがあります。おすすめは「投稿名」を選んで、記事ごとに英単語で分かりやすいURLを付ける方法。この記事なら /wordpress-initial-settings/ のような形です。

なぜ最初にやるべきかというと、記事を公開したあとに変えると、その記事のURLが全部変わってしまうから。

SNSでシェアされたリンクも、他のサイトから貼られたリンクも、検索エンジンが覚えていたURLも、全部リンク切れになります。リダイレクトで対処はできますが、記事が増えるほど作業は膨らむ。

最初の記事を出す前なら、何も失いません。

SSL(https)になっているか

アドレスバーに鍵マークが付いて、URLが https:// で始まる状態のことです。

最近のレンタルサーバーは、WordPressの簡単インストール機能を使うと自動でSSLが設定されることが多いです。

ただ、サーバー側でSSLが有効になっていても、WordPress側のアドレスが http:// のままになっているケースがあります。

「設定」→「一般」にある「WordPressアドレス」と「サイトアドレス」が、両方とも https:// で始まっているか確認してください。

ここがずれたまま記事を増やすと、あとで画像や内部リンクのURLがhttpとhttpsで混在して、鍵マークが外れる原因になります。

注意点として、この2つのアドレスを間違った値に書き換えると、管理画面に入れなくなることがあります。

サーバー側でSSLが有効になっていることを確認してから変更してください。不安なら、ここは触らずに相談したほうが安全です。

ブログ上の表示名

見落とされがちですが、セキュリティ的に大事な設定です。

WordPressのユーザーには「ユーザー名(ログインID)」と「ニックネーム」があって、記事の投稿者として表示されるのは「ブログ上の表示名」で選んだものです。

初期状態だと、ここがユーザー名になっていることがある。

つまり、ログインに使うIDがサイト上に公開されている状態です。パスワードさえ突破すれば入れてしまうので、不正ログインの難易度を下げてしまいます。

「ユーザー」→「プロフィール」でニックネームを設定し、「ブログ上の表示名」をそのニックネームに切り替えておきましょう。

ちなみにユーザー名そのものは、管理画面から後で変更できません。 これからインストールする人は、admin のような推測されやすいユーザー名を避けてください。

テーマ

テーマは後から変更できます。ただし、乗り換えのコストは記事が増えるほど重くなる。

テーマによって装飾ボックスやボタンなどの独自機能が違うので、Aというテーマの機能を使って書いた記事は、Bに乗り換えると装飾が崩れたり、表示されなくなったりします。

記事を書き始める前に、使うテーマを決めておくのがいちばん楽です。無料か有料かより、「そのテーマで長く続けられそうか」で選ぶのがいいと思います。

2. 公開前に確認しておく設定

記事を公開する前、つまりサイトを人に見せる前に、一度確認しておきたい設定です。

「検索エンジンでの表示」のチェック

これが一番の落とし穴です。

「設定」→「表示設定」の下のほうに、「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」という項目があります。ここにチェックが入っていると、Googleなどの検索結果にサイトが出てきません。

制作中のサイトを人に見せないためにあえてチェックを入れることがあるんですが、それを外し忘れたまま公開してしまう。記事を何十本書いても検索から誰も来ない、と相談を受けて見てみたら、ここにチェックが入っていた。そういうケースは本当にあります。

公開するつもりなら、チェックが外れていることを確認してください。

サイトタイトルとキャッチフレーズ

「設定」→「一般」で設定します。サイトタイトルは検索結果やブラウザのタブに表示されるものなので、何のサイトか分かる名前にしておきます。

キャッチフレーズは、テーマによって表示される場所が違います。初期状態のまま何か入っていたり、空欄だったりするので、使うかどうか決めて整えておきましょう。

タイムゾーンと日付の表示

同じく「設定」→「一般」にあります。タイムゾーンが UTC+0のままになっていることがあるので、「東京」か「UTC+9」に変更します。

ここがずれていると、記事の公開日時が9時間ずれて表示されたり、予約投稿が狙った時間に公開されなかったりします。地味ですが、気づいたときには記事の日付がおかしなことになっている、というタイプの設定です。

コメントをどうするか

「設定」→「ディスカッション」で設定します。

まず決めるべきなのは、コメントを受け付けるかどうか。受け付けない方針なら、「新しい投稿へのコメントを許可」のチェックを外しておきます。受け付けるなら、スパムが大量に来るので、承認制にしておくのが無難です。

ブログを始めたばかりの時期は、コメントよりスパムのほうが圧倒的に多いので、最初はオフにしておく人も多いですね。

初期投稿と不要なものの整理

インストール直後のWordPressには、「Hello world!」という投稿、「サンプルページ」、そのサンプル投稿へのコメントが入っています。これらは削除して問題ありません。

あわせて、使わないプラグインも削除しておきます。「Hello Dolly」は最初から入っているプラグインですが、サイトの運営には関係ないので消してOKです。

使わないテーマも削除しておくと、更新管理の手間とセキュリティ上のリスクが減ります。

ただし、WordPress標準のテーマをひとつだけ残しておくのがおすすめです。メインのテーマで不具合が出たときに、切り分けのために切り替える先として使えるので。

更新がたまっていないか

WordPress本体、テーマ、プラグインに更新が来ていないか、「ダッシュボード」→「更新」で確認します。

古いまま放置すると、セキュリティの穴が残ったままになります。ただし、記事が増えてからの更新は、稀に表示崩れを起こすこともある。

まだ何もない今のうちに最新にしておくのが、いちばん安全なタイミングです。

3. 後回しでいい設定

ここからは、今すぐやらなくても困らないものです。むしろ、最初から完璧に整えようとして記事を書き始められないほうが問題なので、運営しながら触っていけば十分です。

細かいデザインの調整

色、フォント、レイアウト。ここは凝り始めると本当に終わりません(笑)。記事が何本か入ってから、実際の見え方を確認しながら調整したほうが、結果的に早く決まります。

XMLサイトマップ

検索エンジンにサイトの構造を伝えるためのファイルです。「サイトマップ用のプラグインを必ず入れましょう」と書いている記事が多いのですが、WordPress本体にサイトマップを出力する機能がすでに入っています。

使っているテーマやSEO系のプラグインが独自に出力している場合もあります。

急いで追加する必要はありません。

SEO系のプラグイン

有料テーマの多くは、タイトルやディスクリプションの設定機能を最初から持っています。そこにSEO系のプラグインを入れると、機能が重複して、同じ設定を2か所で管理する状態になりがちです。

まずは、使っているテーマに何ができるかを確認してから考えれば十分です。

Google AnalyticsとSearch Console

どちらも運営には欠かせないツールです。ただ、記事がゼロの状態で設置しても、見るデータがありません。

最初の記事を公開するタイミングで設定すれば間に合います。

プラグインは「何を入れるか」より「何を入れないか」

初期設定の記事には、必ずと言っていいほど「おすすめプラグイン◯選」が付いています。でも、ここが一番、初心者を迷わせている部分だと思っています。

プラグインは便利ですが、入れるほど、表示の崩れ、速度の低下、更新管理の手間、セキュリティのリスクが増えていきます。

実際、表示崩れの相談を受けて調べてみると、プラグイン同士の干渉が原因だったというのはよくある話です。

考え方としては、次のような機能が必要かどうかを確認して、テーマやサーバーで足りないものだけを足していく形がおすすめです。

逆に言えば、この程度で運営を始められます。10個も20個も必要になることは、個人ブログでは基本的にありません。

初期設定のチェックリスト

ここまでの内容を、上からやる順にまとめておきます。

最初にやる

公開前に確認

後回しでいい

よくある質問

初期設定にはどれくらい時間がかかりますか?

この記事の「最初にやる」と「公開前に確認」だけなら、慣れている人で30分、初めてなら1〜2時間くらいです。テーマの設定に凝り始めると、そこから先は時間が読めなくなります。

記事を書いてからでも初期設定はできますか?

できます。ただ、パーマリンクだけは記事を公開する前に決めておいてください。公開後に変えると、それまでの記事のURLがすべて変わります。

プラグインは何個までにすべきですか?

明確な上限はありません。数よりも、「その機能は本当に必要か」「テーマやサーバーで代わりにならないか」を確認して入れることのほうが大事です。個人ブログなら、数個で運営を始められることがほとんどです。

設定を間違えたらサイトが壊れますか?

ほとんどの設定は元に戻せます。ただし、「WordPressアドレス」と「サイトアドレス」の変更、テーマのファイルの直接編集などは、間違えると管理画面に入れなくなることがあります。自信がない部分は触らずに、確認してから進めるのが安全です。

自分でやるのが不安なら、代行という選択肢もあります

ここまで読んで、「自分でもできそう」と思えたなら、ぜひこの順番で進めてみてください。項目は多く見えても、ひとつひとつの操作は難しくありません。

一方で、「この設定で合っているのか不安」「何をどこまでやればいいのか、結局よく分からない」という方もいると思います。記事を書くために始めたのに、設定で時間を使いたくない、という方も。

そういう方向けに、WordPressの初期設定を代行するサービスをココナラで受け付けています。

この記事で紹介したSSLの確認、パーマリンク、基本情報やタイムゾーン、コメントの設定、初期投稿の整理、テーマの導入、必要最低限のプラグイン設定、更新の確認までをまとめて行います。

用途を確認したうえで、必要以上にプラグインを増やさず、シンプルで管理しやすい状態に整えるのが方針です。

WordPressの初期設定を代行します 初心者向け|面倒な初期設定をまとめて整えます

基本料金は、WordPressがインストール済みで、管理画面にログインできる状態からの設定を対象にしています。

サーバーの契約やWordPressのインストールから必要な場合、AnalyticsやSearch Consoleの設定をご希望の場合は、オプションで対応します。

ご相談の際は、次の内容を教えていただけるとスムーズです。

「何を準備すればいいか分からない」という状態でも大丈夫です。

なお、購入前のメッセージでは、パスワードなどのログイン情報は送らないでください。 必要な情報は、ご購入後にご案内します。

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